少人数クラス編成でコミュニケーションを重視した授業を通して「よむ」「かく」「きく」「はなす」の四つの技能をバランスよく勉強します。
上級レベルに「上級ビジネスクラス」、中級レベルに「中級文化・芸術クラス」というクラスを設置し、京都という地域の特長を活かしながら、日本語を学びます。
日本の文化やビジネスを学びながら、たしかな日本語を身につけていきます。
・初級から上級まで「京都」というキャンパスで日本語を勉強する
・実践的な活動を行う
中級では文化そのものを、上級ではビジネスの背景にある文化を勉強しながら、確実に日本語力を上達させます。これは京都日本語学校だからできることです。
-
初級レベル ★
特色様々なタスクをこなしながら、学習した文法と言葉を運用する時間があります。
JLPTN4~N5程度
-
中級レベル ★★
特色外部の専門家による講義と体験を通して日本文化を学ぶ時間があります。
JLPTN2~N3程度
-
上級レベル ★★★
特色企業訪問、ゲストスピーカーの招聘を通して日本のビジネスを学ぶ時間があります。
JLPTN1~N2程度
レベル別概要
-
初級レベル
学習した文型を運用する機会が多くある。
運用練習として、学内外でタスクをこなしたり、様々な人との交流をしたりします。
これらの実践的な活動を通して、日本語の基礎力を身に付けることを目指します。
学習者の目標や日本語力を考慮して、柔軟にクラススケジュールを設定しています。・JLPT N4~N5程度
活動例
様々な場面において日本語で対応できるようになる活動
- レストランで店員に質問する練習をする
- ゲストとして大学生に授業に参加してもらい会話の力をつける
- 錦市場へ行き、京野菜や京料理など食文化についての理解を深める
- 和菓子作り体験から、手順や味などを説明する力をつける
- 漢字ミュージアムへ行き、漢字についての理解を深める
- 学校周辺の地図を作り、地域とのつながりを作る など
-
中級レベル
中級クラス=中級文化・芸術クラス
中級レベルで必要とされている文法と語彙の習得はもちろん、エッセイ、小説などを読み、日本語の表現の面白さを発見したり、味わったりします。また、外部専門家による講義や課題の提出を通して、言葉の背景にある日本文化の理解を深めることを目指します。
・JLPT N2~N3程度
活動例
ある事柄を言葉で論理的に説明し、自分の意見を言う活動
- 建築:建築家による日本建築の見方についての講義と見学
- 染色:染色家による配色についての講義と着物の試着
- いけばな:お花の先生による表現についての講義と実践
- マンガ:マンガの研究員によるマンガの表現についての講義と体験
- お酒:お酒の会社によるお酒と食文化についての講義と見学
- 風呂敷:風呂敷の会社による伝統文化についての講義と体験
いずれも事前の研究や事後の課題提出・発表等があり、外部専門家にも評価をしていただきます。
-
上級レベル
上級クラス=上級ビジネスクラス
ビジネスクラスの授業は総合日本語科目、ビジネス日本語科目、日本文化と歴史に関する科目の3つの科目の学習を通して、日本語力の向上を目指します。ビジネス日本語科目では、京都という地域で独特の活動を行ってきた企業のあり方も学びます。
・JLPT N1~N2程度
・一般財団法人日本語教育振興協会が策定した「日振協ビジネス準拠日本語プログラム」登録。